――収録後のご感想は?
とっても楽しかったです。
一人で色んな側面が矛盾なくいてとても楽しい役ですね。
最初に瑠奈ちゃんに対するヴィヴィと弟に対するヴィヴィの態度の落差の説明を受けたんですが、
録り始めた時にはまだちょっと掴めなかったんです。
収録が進んでいくうちに『あ〜ここは面白がっちゃって振り幅広くやらせてもらっていいんだ』と思ったら、どんどん楽しくなりました。
やってるとその二面だけではなく、闘って強くて能力の高い人ならではのマジな顔もあったり、
凄くチャーミングに設定されているキャラクターだなと思いました。
――世界観の印象は?
初回の収録の時にゲミュートの樹の物語というか語りの部分を最初に録って、
『これは女性ユーザーさん限定のゲームというよりは、ファンタジーであり
古き良き時代の少女マンガの王道みたいな感じがしてけっこう広く受け入れられる世界だなあ』
って思いました。凄く思い描きやすかったです。
最初設定は、特殊な用語とかはよく分からなかったんですけど、
不思議とこういう世界の中で一緒に感情移入していると、凄くそれが生きた言葉として、
むしろ知ってる言葉のようにだんだんなっていって、素敵な世界だなあと思います。
――ヴィヴィの設定やシナリオを読んだ時の印象は?
なんてチャーミングなブラコン。そして、強い。
あと凄くスタイル良いですよね、メリハリボディで。
瑠奈に対する時とフランシスに対する時とで態度がコロンコロン変わる…
お前は落語家か! みたいな感じでしたね。
右向くのと左向くのとでトーンが変わっちゃうっていう(笑)。
――ヴィヴィの魅力は?
同性から見てもすごく気持ちのいい、色っぽいけどサバサバしている媚びてない感じが
大変好感を持てましたね。
あと、べたべたしないブラコン。あそこまでいじめちゃうとむしろ大好きなんだなって。
凄い信頼関係なんだなっていう感じがして、凄く面白いポジションだなあと思いました。
自由でマイペースなようでいて、凄く人に想いのあるような感じが伝わってきてなんかいいですね。
優しさとかあまり言葉にのっけてないで全部ネタみたいにしてる所が
逆に信頼できる人材なんじゃないかなと勝手に思ってしまいました。
――演じた際に、苦労したことや気をつけたことは?
立ち上がりですね。
どういう風にやるかなあっていう方向性が見えてから、どんどん楽になりました。
ヴィヴィの場合、どんな人たちと絡んでても、対する姿勢や目線がの振り幅が広いというか(笑)
芯はきっとぶれてないんでしょうけど、空気を読んだ上で空気を読まないことにしたりとか。
あとは乱暴なことを言っていても根本的に下品にはならないように、
目線は高尚な高邁な人じゃなきゃ、きっといけないんだろうなと。
――印象に残ったシーンや聴き所は?
ヴィヴィは、ある意味最初から二面性というか、色んな表情を見せているんですけれど、
フランシスが抱えている部分や、別の顔の部分を実際にゲームになった時にどうなるのかが楽しみです。
ヴィヴィに関して言うと、やっぱり姉弟愛というか、どちらも歪んでいるようで
物凄く真っ直ぐな姉弟愛なので、それの色々な部分がフランシスルートを行ってもらうと
見られると思うので、それはぜひ、皆さんに体験してもらいたいなと思います。
――女性のキャストさんにお聞きしていますが、攻略キャラで好みは?
別にプロモーション的な意味ではなんでもなく、フランシスで。
抑圧されてるものとその二面性により普段凄く抑えたところにいるっていうストイックな感じにそそられますね。
ただ、顔だとウィリアムかなぁ(笑)
マクシミリアンも、こう救われない魂みたいな空気にそそられるんですよね。
でもやっぱりフランシス! 攻略対象の中では、フランシスが一番ということで。
――発売を待っているファンの皆さんにメッセージを
『籠』という字を、ちょっと書くのが難しい『籠の中のアリシス』(笑)。
これ面白いと思います!
自分のキャラクターは置いておいても、ちょっと体験してみて損はない世界ではないかなと思います。
でも、せっかく体験するならぜひフランシスルートを(笑)おさえて頂くと、
私を比較的多く聴いて頂けるのではないのかなと。
フランシスルートを、二番目以内ぐらいにやってもらうと嬉しいなと思っております。
ヴィヴィとしては、早く一緒にお買い物行ったりとかね、一緒にお散歩行ったりとかね、
一緒に過ごせるのが楽しみです。待っててね。宜しくお願いします!
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