――収録後のご感想は?
自分的にはたくさん音声を録ったのと、登場人物も多いのでかなりのボリュームのものになるんだろうなぁっていうのが、素直な感想ですね。
ゆったりとした時間でスケジュール組んでお仕事させて頂いたので、
自分的にとても嬉しかったのと、追い詰められてやるよりはじっくり演れて良かったなというのはありますね。

――世界観の印象は?
いつでも、いかにも女の子が好きそうな“世界に”っていうのはありますよね、
まさにそれだなって思いました(笑)。
さまざまな状況はありますけども、イケメンじゃない登場人物に囲まれてもテンション落ちると思うので(笑)、
美形な方々に囲まれて一応パラダイスなので良かったなと思います。

――マクシミリアンルートの恋愛観の印象は?
彼が「好き」っていう気持ちに気付くのがほんとに最後の最後で良かったなって思いました。
過去が関係してくるのでちゃんと心の流れにのって、丁度良いタイミングでスイッチはいったので演じてて良かったです。

――マクシミリアンの設定やシナリオを読んだ時の印象は?
どうしても敵側なので、ちょっと斜めな感じになりがちなんですけれども、
甘いものが好きだったり、豹のオルトロスとケルベロスと心が通ってるっていうところに、
本当は悪い人じゃないんだろうなっていうのが感じられました。
僕も犬を二匹飼ってるので、そういった意味ではちょっと親近感を感じますね。

――演じた際に、苦労したことや気をつけたことは?
他の方もそうかもしれないですけど、言いにくい言葉が……(笑)。
ハーヴェイ役の前野君とも
『君達の、ロアクリストって言いにくいんだよ』みたいな話をしてました(笑)。
それを1回とかじゃなく何度も言わなきゃいけなかったので、そこが苦労した点です(笑)

――印象に残ったシーンや聴き所は?
「過去の想いが救われた」みたいなところが、印象的でしたね。
昔のことをいつまでも引きずっててもしょうがないけど、
ずっと一途に思い続けていたので、「あぁ良かったね」みたいな(笑)
そこは演じてても、ちょっと観客的な立場で「良かったな」っていうのがあったので、
エンディング手前のシーンです。
本当の悪ではないっていうか、ちゃんと理由があっての行動なので
各ルートでの差はあっても、ちょこちょこ「悪い人じゃないかも?」と思わせる一面が見れるので、
その辺は見てほしいですね。

――マクシミリアンの魅力は?
自分の軸をしっかりもっていて、悪そうに見えて、実はおちゃめな面があるところですかね。
もっと知りたくなるというか。
個人的なんですがコスプレしてもいいかなっていうぐらい、
あの見た目の黒っぽい服はかっこいいので好きです。
白はちょっと恥ずかしいけど、黒はいいかなーって思えます(笑)。

――マクシミリアン以外で、気になる・演じてみたいと思うキャラは?
マクシミリアン以外で気になるのは、瑠奈ですね(笑)。
それか、オルトロスとケルベロス。
男性キャラは、やっぱり自分のキャラクターが最高ですからね。
他のキャラには目移りしないです。
でも、反対側でよく対立するハーヴェイは気になりますね。

――今回囁きで使用したダミーヘッドマイクで演じてみてのご感想は?
ダミーヘッド自体は、ものすごく昔からあるんですけど前からこの形なんですよ。
こういうカテゴリーにとても合うマイクなんじゃないかなぁって思います。
距離感とかよくでますからね。
演じてみて「絶対良いデキになる」と思ったので、手に入れて聴いてほしいです。

――発売を待っているファンの皆さんにメッセージを
設定から想像できる部分のその遥か上に行った深い世界観だと思いますんで、
ぜひどっぷりとこの世界に、まるで自分がほんとに行ってるかのように楽しんで下さい。
たくさんの攻略キャラクターがいるので、ひいきのキャラクターだけじゃなくて、
他のキャラクターをやれば、また別な面も見えてくると思うので、ぜひ全部プレイしてほしいです。
この作品を可愛がってやって下さい。宜しくお願いします。


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