――収録後のご感想は?
疲労困憊です(笑)。
でも、気持ちよい疲れといいますか、非常にウィリアムさんへの愛情を一途に、
自分なりには追及出来たかなと思っています。

――世界観の印象は?
アラステアに関しては、もう自分の世界の大半が「ウィリアム」っという感じで捉えていたので、
世界がどうこうっていうわけではなく『ウィリアムありき』『ウィリアムがどうであるか』が重要なわけです(笑)。
『世界の中心は、王子であった』という感想ですね。
自分って考えると、切なかったり、ファンタジックな部分を含めてちょっと複雑な世界観かなとは思いました。

――アラステアの設定やシナリオを読んだ時の印象は?
『世界の中心は、王子であった』これにつきますね(笑)本当に全てが王子中心なんで。
あんまりやらせて頂いたことがなかったようなタイプのキャラクターだったので、
自分のステップアップというか、勉強という意味では凄く有難い役になりました。

――演じた際に、苦労したことや気をつけたことは?
個人的には、結構線の細いキャラクターとお見受けしましたので、あまり低くならないように気をつけたのと、
自分の中に持っている愛情を、ストレートに相手に渡すというところを気をつけるようにしました。
ウィリアムには特になんですが、主人公の女の子(瑠奈)にも愛情はあるような感じを出しましたので、
そこはストレートに気持ちを伝えることを心がけたつもりではいます。

――印象に残ったシーンや聴き所は?
『よろしゅうございましたね、殿下』みたいなとこですかね。
王子のことなんですけど、本当に自分のことのように喜んでいる彼を凄く素敵だなと思いました。
詳しくは言えないんですが、1つのエンディングで、
アラステアの口からウィリアムに伝えなければならないことがあったシーンはやっぱりちょっと考えましたね。
淡々と伝えすぎてもいけないような気がしますし、ウィリアムに対する同情みたいなものもあるだろうし、でも、同情しすぎてもいけない部分もあったので、ちょっとその辺が複雑で非常に印象に残ったシーンでした。

――アラステアの魅力は?
もう凄く愛に溢れているところですね。
――発売を待っているファンの皆さんにメッセージを
ぜひウィリアムルートを、存分に満喫して頂きたいと思います。
ウィリアムを好きになってくれたら、それで良いです。
ウィリアムが好かれること=アラステアの喜びなので(笑)。
近藤個人としては、アラステアも愛して頂けたらなという気持ちはあります。
よろしくお願い致します。


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